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江戸と現代

大江戸地図作成の中で、「相撲のゆかりの場」として有名な「両国国技館」についてリサーチしてみようと思います。

夕方には、お相撲をテレビで視聴する方も多いのではないかと思われますが、数々の名勝負が繰り広げられてきた「両国国技館」が、明歴の大火がはじまりである「回向院」との関わりが深いようです。「回向院」の境内で勧進相撲が行われていた事が由来となって、「両国」という地に相撲が根付いたと言われています。

明暦の大火によって設立された「回向院」に人々が参拝する中で、自然発生的に賑わいが生まれ、様々な催しが現代の風物詩に繋がるという事実を大江戸地図作成の中で読み取っていくと、都市開発と人々の営みには、何かしらの理由がみつけられるはずなのです。現代の都市開発もそのような、切り口から読み取ってみると、様々な事柄が発見できるかもしれません。

最近の国技館周辺には、スカイツリーもお目見えし、江戸の当時とは、また異なる賑わいをみせていますが、浮世絵などからみられる「両国」の街の賑わいは、見世物小屋などが立ち並び、人々を歓喜させる空間となる、現代の上をいく賑わいであったかもしれません。